ヨガ母さんの旦那

「子育て楽々、親子でのびのび。ほんのひとさじのヒント」から、特に目的はなく書きたいことを書いたブログへの発展を目指す

「好きなこと」と「ダルマ」

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家族でインドに行きました。

 

南インドのアシュラムが目的。

 

子どもたちにとっては

すごく刺激的な体験だったと思います。

 

 

そのアシュラムで

聞いたこと。

 

 

「10歳まではダルマを教えなさい」

 

 

ダルマ。

 

ダルマって日本語にすると

法とか秩序とか

宇宙の法則…だったりするので。

 

10歳までにダルマ???

 

とその場では実は

ぼやけてわからなかったのですが。

 

 

こういうヒントって

必ず時がくると

すとんっとわかるのですよね。

 

 

ダルマって

例えばカブト虫に生まれたのなら

そのカブト虫の生を全うすること。

ライオンに生まれたのなら

ライオンの生を全うすること。

 

と考えるとわかりやすいです。

 

例えばカブト虫が

ライオンのように

牙をむき出して草食動物を

がぶっと喰い千切るようなことをしたら

この世はどうなる?

っていうところ。

 

 

 

私たちには

それぞれ与えられた

生き方がある。

 

 

この

「好きなこと」を好きなだけやらせてあげること

「ダルマ」

バランス。

 

 

これが

子育てでも

自分を生きる時も

すごく難しいと思うけれど。

 

 

すごく大切だと思った。

 

 

 

好きなことだけやってたら

いいよ

という最近の流れ。

でもそうだな〜〜!と思いつつ

そのままだと

違和感がある。

 

 

本当の本当に

好きなことだけ

やってれば

いいのかな?と。

 

 

全てはバランス。

 

 

この世の法則。

陰陽☯️

 

 

陽だけなんて

あり得ない。

 

 

 

ハッピーで楽しいことしか

ありません。

って人は

きっと影の部分の深さを

持ってると思うし。

 

 

 

我が家のことに

当てはめて考えてみると、

長男はゲームが大好き。

 

ゲームが好きだから

どんなに長時間やらないように、

目も使いすぎないように、

と言ってもどうしてもその約束を

守れない。

 

かと言って、

好きで好きでしょうがない

ゲームを奪うことも何か違う気がする。

実際もしずっと取り上げれていたならば

彼の将来の夢や

今まさにやってる

ゲームが好きすぎて

ブロガーになって情報を発信する

という新しい試みや喜びも

無くなっていたと思います。

 

その世界で得た自信も

無かったはず。

 

 

ただ、

でも、

好きだからって

寝る時間を削って

昼夜逆転するほどゲームをしたとする。

それを許したら

きっと目は死んだ魚のようになったはずだし、

学校にも行く気力体力をなくし、

友達もいなかったと思います。

 

 

小学六年生に与えられた

すべき事

生き方は捨ててはならぬ。

 

 

生活態度

義務教育

学校教育の中で経験できる全て。 

 

 

 

だから、

なんとなく

上手くいかない場合。

 

好きなことばかり

好きなだけが

本当にいいのか?

 

好きじゃないなら

本当に

やらなくていいのか?

 

 

立ち止まって考えることが

必要だと思います。

 

 

 

「好きなこと」と「ダルマ」

「ダルマ」の上に「好きなこと」が活きてくる。

 

 

それを

インド旅行の後

息子たちに伝えました。